ロボメイツ初の静岡イベント
株式会社ヤナギハラメカックス様が協力
9月8日、ロボメイツ初の静岡でのイベントとして、ロボットハンド工作とプログラミング体験教室を開催しました。
きっかけは、東京ビッグサイトでの展示会「Japan Robot Week 2022」です。ロボット事業を手がける株式会社ヤナギハラメカックスの柳原社長が当社のブースを訪れ、ロボメイツプロジェクトに興味を持ってくださいました。
それから約2年、「一緒にイベントをしましょう!」という願いがこのたび実現し、同社のある静岡県榛原郡吉田町の「ちいさな理科館」でロボット体験教室を開くことになりました。
株式会社ヤナギハラメカックス
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小学校高学年を中心に約20人が参加
当日は午前と午後の部に分かれ、小学校高学年を中心に計約20人が参加しました。
講師は神戸市立神戸工科高等学校の恒松良太先生と産業技術短期大学の二井見博文教授、ロボメイツを運営する株式会社エアグラウンドの畠中が務め、地元静岡の株式会社ヤナギハラメカックスからは柳原社長と社員さん合わせて3人もご参加くださいました。
また、今年から静岡大学の学生になったロボメイツの元アルバイトスタッフもアシスタントとして参加し、子どもたちをサポートしてくれました。
ロボットハンド工作とプログラミング
当日の流れ
- アームロボットを操作してみよう
- マイクロビットを使ってみよう
- アームロボットのハンドを組み立てよう
- プログラムでサーボモーターを動かしてみよう
タブレットでプログラミング
イベントのテーマは「タブレットでプログラミングをして、本格的なアームロボットを思い通りに動かしてみよう」。ロボメイツの活動の一環で神戸工科高校の生徒さんが作ったアームロボットなどを教材に、子どもたちは、ロボット組み立てやタブレットでのプログラミング、操作などにチャレンジしました。
イベントを終えて
子どもたちの感想
イベント終了後のアンケート調査では、回答した子どもたち全員が「楽しかった」「分かりやすかった」、90%が「また参加したい」と答えてくれました。
面白かったことを聞いたところ、ロボットの操作やプログラミングだけでなく、構造を知ることや組み立て作業も楽しんでもらえたようです。「先生やサポートしてくれた人がやさしく分かりやすく教えてくれたし、できるとうれしいので面白かった」という感想には、開催した私たちも非常に嬉しく感じました。
また、自分が成長した点で特に多く挙げられたのが、プログラミングです。「難しいからできないと思っていたけれど、案外簡単にできた」「最初はあまり好きじゃなかったけど、この体験をして少し好きになった」といったコメントがありました。
一方、「配線が難しかった」「作ったロボットを持って帰れたらいいな」という意見もいただいたので、今後のロボメイツ活動に生かしていきたいと思います。
保護者の方の感想
参加したお子さんの保護者の方にもアンケート調査をお願いしたところ、全員が「子どもが楽しんでいたと思う」「講座に参加してよかった」とお答えくださいました。
中でも、スタッフの数やサポートを評価するご感想、お子さんの達成感につながったというお声を多くいただきました。
・スタッフがたくさんいて、分からなくても性格的に言えない子でも、詳しく教えてもらえて助かった。
・いつも飽きてしまいがちな3年生の子も、ずっと集中して講座に取り組めた様子だった。
・すごく分かりやすく、個別にも対応してくれて何とかついていけたと思う。自分で作った体験ができてとてもよかった。
そのほか、ロボットのハンド組み立てによるモノづくり体験も好評だったようです。
・普段は完成したロボットやラジコンを使って遊んでいるが、完成するまでを体験できてよかった。
・手を動かしたモノづくりとプログラムがどうつながるのか、子どもたちがイメージできるようになったように思う。
終わりに
無事、ロボメイツ初の静岡イベントを終えることができました。
一昨年の愛知から、今年の広島、静岡へとロボメイツ活動の輪が広がっております。ご興味のある企業様、教育機関の方はぜひお問い合わせください。