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活動レポート

神戸工科高校の生徒と「あいちロボフェス」に参加

ロボットアームの製作・操縦体験

高校生が小学生に教えるリレー型体験学習

2024年12月14日、15日の2日間、愛知県国際展示場で「第3回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(略称:SIリーグ)」が開かれ、2年ぶりに参加しました。

2年前は企業・団体コーナーへブースを出展。たくさんの子どもたちにアームロボットや「パクパクハンド」の操作体験を楽しんでもらいました。

今回のSIリーグは、3回目を迎えて参加する高校が全国に広がり、校数も増加。サイドイベントの「あいちロボフェス」ではワークショップや体験・展示ブース、ステージイベントなどいろいろな催しが行われました。

ロボメイツはワークショップコーナーで「ロボットアームの製作・操縦体験」を実施。50分の講座を1日5コマ、定員12人とし、午前の部はWeb事前予約、午後の部は当日、受付ブースで参加券を先着配布する形で行いました。

神戸工科高校の生徒と静岡大学の学生が参加

ワークショップの講師役やサポート役を務めたのは、神戸市立神戸工科高等学校の生徒4人と先生、ロボメイツ元アルバイトスタッフの静岡大学の学生・上村さんです。
神戸工科高校の高校生たちが量産したアームロボット教材を使い、 子どもたちは、ロボット組み立てやマイクロビットでのプログラミング、アームロボット操作に取り組みました。

  • ロボットとは
  • サーボの制御
  • 電磁石の制御
  • 雪だるまをつくろう

最後は「雪だるまづくり」

組み立てや配線、プログラミングを終えたら、次はクリスマスらしいイベント「雪だるまづくり」です。アームロボットをうまく操作して、雪だるまの頭を体に差し込んでつくります。子どもたちは揺れる雪だるまにドキドキワクワクしながら、真剣な表情で取り組みました。
あっという間の50分間、高校生がつくったキャンディー入り雪だるま人形をおみやげに、「もっとやりたかったー!」と最後まで楽しそうな子どもたちでした。

イベントを終えて

子どもたちの感想

イベント終了後にアンケート調査を実施しました。

  • 楽しかった:100%
  • ロボットにより興味をもった:94%
  • 産業用ロボットの仕組みについてわかった:79%

高校生へ一言メッセージ

  • 分かりやすいし、すぐ駆け寄ってくれるからやりやすかった。
  • やさしく教えてくれてありがとうございました。
  • 説明がすごくうまかった。
  • 「ここにさしてね」と教えてくれた。ほめてくれた。
  • この講座はとても面白かったので、もう一回やってほしいです。
  • とても楽しかったです。高校生活ガンバ
  • また行けたら行きますので待っててください。

子どもたちがほしいのは、どんなロボット?

「日常生活でどんなロボットがほしいと思いましたか?」とたずねると…
「宿題をしてくれるロボット」が断トツでした。

そのほか、

  • 勉強を教える
  • 朝の支度全自動(起こす、布団をたたむ、歯磨き、学校の準備など)
  • 荷物運び
  • 家事(特に料理、配膳、片付け)
  • 遊び相手

など、実際に役に立つ場面を想像したコメントが並ぶなか、「ほしいものの設計図を自動で描く」というユニークなアイデアもありました。

参加者の様子

1人で来てくれたお子さんが隣同士になったお子さんと楽しそうに話したり、お友達同士やきょうだいで一緒に取り組んだり、2日間で100人以上の方にご参加いただきました。10歳前後、小学4年生、5年生の参加者が多かったようです。
また、高校や大学、企業等、他のブースの方々も見学にお越しくださり、おかげさまで盛会になりました。

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