活動レポート

ロボメイツについて学生が学会で発表、優秀講演賞受賞

株式会社エアグラウンドと産業技術短期大学との産学連携のきっかけを作り、ロボメイツのアルバイトスタッフとしても活躍する同大の学生・上村さんが、2022年12月14日~16日に千葉・幕張メッセ国際会議場で開かれた「第23回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2022)」に参加。イベントのホームページの発表によると、同講演会では「839件の講演発表、参加者は1300人」とあり、医学や農業、福祉など幅広い分野にわたって発表が行われました。

 

上村さんは、「ロボット教材『ミニマル工場』の開発 次世代の産業を担う人材の育成」と題して90分にわたり発表。ミニマルとは「最小限の」という意味で、ミニマル工場は小型のアームロボット、搬送用ロボット、ベルトコンベヤーを組み立てて動かし、机の上に「小さな工場環境」を再現するコンセプトの教材です。

 

製造業の人材不足という課題から、人材育成を目的としたロボメイツの発足、高校生と一緒に小学校で行うロボット授業やイベント、産技短大との教材開発に至る過程を順を追って説明。写真を多用したポスターや、パソコンの動画上映で小学生向けロボット組み立てイベントの様子や開発中のロボットを紹介し、モーター付きロボット教材の実演も行いました。

 

この発表で、後日「優秀講演賞」を受賞。SI2022の公式サイトによると、優秀講演賞はシステムインテグレーション部門講演会(SI2022)での全ての発表が審査対象となり、講演会実行委員会により選出されるものだそうです。

SI2022公式サイト 表彰についてのページ

 

ずっと研究にロボメイツの活動に、そして準備を経て発表までがんばってきた上村さんは、喜びもひとしおの様子。ロボメイツを運営する株式会社エアグラウンドの社長・畠中も「大変素晴らしいこと」とエールを送りました。