ロボット関連企業紹介

株式会社新征テクニカル

ロボットを積極的に活用し、質の高い製品をつくる

製品製造にロボットを積極的に活用し、作業を自動化。人間に負荷のかかる重労働を代替するスマートファクトリーを実現しています。省力化、省人化により、製品のコストダウン、生産性の向上が実現するとともに、人的ミスを減らし、高い品質の製品をご提供しています。

株式会社新征テクニカル

FEATURE 企業の理念・特徴

新征テクニカル_会社社屋

「新征テクニカル独自の働き方改革」=STS(スマート マネジメント システム)を実行

お客様に安心して使っていただける「信頼される品質」の製品づくりを心がけています。ていねいなモノづくりを行うとともに、細かな部分まで配慮が行き届いた製品づくりを行います。

また、技術を高めながら作業者の残業時間も減らす「新征テクニカル独自の働き方改革」=STS(スマート マネジメント システム)を実行しています。
ロボットや機械に最高水準の技術をインプットすることで作業の自動化を行い、夜中を含めた長時間稼働で最高品質の部品を量産。若手作業者は、ロボット・機械の操作方法を学ぶことで、マシンオペレーターとして即戦力になると同時に、生まれた時間を有効活用し、ベテランの技術を学びスキルアップを重ねています。

ROBOT INTRODUCTION ロボット紹介

ダイヘンFD-B6

アームに内蔵するケーブル数を従来製品の2倍に増加させることで、複雑化した艤装が必要な高度な溶接法であっても、干渉のない使い易い溶接システムを実現する溶接ロボットです。

さらに、可搬質量のアップ、高速化、アームのスリム化など、あらゆる基本性能が向上していますので、アーク溶接用としてはもちろんのこと、ハンドリング用途としても業界最高レベルの性能を誇ります。

新征テクニカル_スタッフ
製造部 溶接グループ グループ長

仲川 拓麻さん

溶接ロボットを使用すると、通常10年以上かけて習得する技術をロボットに任せることができ、作業者のスキルに左右されることなく、安定した製品をスピーディーに製作できます。

溶接ロボットは、溶接箇所に応じて自在に動くため、多くの溶接パターンに対応することができます。その反面、溶接ロボットの動作をプログラムする「ティーチング」の難易度が高く、溶接動作や次の溶接箇所に移動するための空走動作、位置を微調整するセンシング動作など、各動作に応じた適切なプログラミングが求められます。ティーチングによって、同じ溶接動作でも作業効率やミスの割合が大きく変化しますので、ティーチングの技術力が最も重要になります。

FLOW ものづくりの流れ

STEP1

図面確認・材料調達

お客様からご提供いただいた図面を正確に把握し、最適な材料、最適な加工方法を選択します。仮付溶接、本付溶接の位置、前加工が必要なもの、外注先に作業をお願いすることなどを洗い出して記入し、大まかなスケジュールなどを立てていきます。

材料と加工方法が決まれば、次に「材料取り」といって、各必要部品のサイズに切り分ける作業を行います。材料取りは、お客様からCADデータを支給していただき、そのデータにそって行っていきます。

新征テクニカル_ものづくりの流れステップ1
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STEP2

仮付・溶接

材料取りで必要サイズに切り分けられたパーツを、図面の指示にそって組み立てる作業に入ります。まずは、溶接機を使って「仮付溶接」を行います。「仮付溶接」とは、本溶接の前にパーツ同士を固定するために行う作業です。

次に、仮付溶接した品物に、溶接ロボットを使って本溶接を行います。まず、ロボットに動きを教え込む「ティーチング」の作業を行います。正しくティーチングができれば、後は溶接ロボットが自動で溶接を繰り返し行っていきます。

新征テクニカル_ものづくりの流れステップ2
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STEP3

機械加工

溶接をした後に、穴を開けたり、ねじ山を作ったり、削ったりして、図面通りの品物を作っていく工程です。

加工の前に、基準の場所に品物をまっすぐに置いて、動かないように固定します。その後、マシニングセンタという加工のための機械で、厚みを削る、ネジ山を作る、穴を開けるなどの必要な加工を行っていきます。

新征テクニカル_ものづくりの流れステップ3
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STEP4

自動運転による量産

機械加工は、通常人が機械を動かし、確認しながら行いますが、材料の取り付けが終わっていれば、夜間に機械を自動運転で動かし、加工作業を行います。

人が働いていない夜中に作業を進めることができるため、朝には加工が仕上がっていて、作業効率が向上します。

もちろん、失敗することもゼロではありませんが、自動化に挑戦することで作業効率が上がり、作業員も楽になっていくので、積極的に取り組んでいます。

新征テクニカル_ものづくりの流れステップ4
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STEP5

検査・納品

製品が完成すると最終検査を行います。溶接による歪みはないか、溶接個所の漏れはないか、寸法に間違いはないか、穴あけ、取付個所の漏れはないかなどを最終検査でチェックし、必要な場合は手直しを行います。

溶接作業中や機械加工中にも工程内検査といって、各工程での検査も行っていますが、忙しい作業の中での検査であり、見落としがある可能性もあるため、最終検査で細かい面も含めて、製作にミスがないかのチェックを行っていきます。

新征テクニカル_ものづくりの流れステップ5
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完成したのは、自動車生産ラインなどで使われる、
車を持ち上げる際に必要な「ツメ」の部分です。

INFORMATION 企業情報

会社名 株式会社新征テクニカル
所在地 〒660-0805 尼崎市西長洲町2丁目2番48号
連絡先 TEL:06-6482-6887 FAX:06-6482-6841
URL https://shinsei-teku.com/
事業内容 事業内容各種産業機械部品製作及製缶・機械加工一式
主に自動車関連のライン工場設備の部品加工

ALBUM 会社アルバム

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