活動レポート

ロボット好きな高校生と地元ものづくり企業の交流

尼崎市立尼崎双星高等学校の生徒とロボメイツの取り組みは、商業学科の授業だけでなく、「情報技術部」の部員との活動もありました。部員たちは、2021年度に予定していたロボット体験イベントへ協力を申し出てくれていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で残念ながら中止に。そんな中でも、地元のものづくり企業の見学・取材や同部の紹介動画制作など、4日間にわたる活動ができました。

 

この「地元のものづくり企業」とは、尼崎でさまざまな機械の部品やオリジナルグッズを作る有限会社中野製作所様です。「サッカーロボットの土台となるパーツを金属で作りたいけれど、加工が難しい」という部員の悩みを聞いた、ロボメイツの運営会社・エアグラウンド社長の畠中が「それなら中野製作所さんに相談してみたら」と提案しました。工場長さんは学校へわざわざ足を運んで部員の相談に直接乗り、材料や図面に関してアドバイスをしてくれた上、翌日にはさっそくパーツを製作。部員はプロの速さと技術に感動し、感謝しきりでした。

 

そして今度は、部員のうち8人が同社を訪問。樹脂加工に使う機械や材料、加工後の製品を見せてもらいながら社員さんから説明を受けました。3Dプリンターでの製作についても教えていただき、リアルなものづくりの現場を見学。社員さんへのインタビュー取材も行い、レポートにまとめました。

 

同行した畠中によると、ロボット好きでプログラミング技術に長けた生徒たちの質問はマニアックで目の輝きも素晴らしく、同社の工場長がとてもよく話してくださったそうです。

有限会社中野製作所