2022年度の5月から11月まで、ロボメイツプロジェクトの一環として、兵庫県立川西明峰高等学校(以下、川西明峰高校)で授業を行いました。授業レポート3回目となる今回は、オンライン学習についてお伝えします。
川西明峰高校の授業では、ロボメイツを導入した高校の3校目にして初めて、Webマガジンとしてリニューアルした公式サイト「ロボメイツMAGAZINE」のコンテンツを教材として活用しました。
ロボットについて学ぶ人をサポートすることをコンセプトとし、ロボットを「知る」「学ぶ」「体験する」ために、ロボットの種類や関連する仕事、導入した企業の業務改善例などさまざまな情報を掲載しています。
さらに、ゲーム感覚でアームロボットを動かすシミュレーターや、卒業後すぐまたは数年後に就職を控える高校生や中学生、高専生向けに、動画でより具体的なロボットの作業工程を学べる「ロボメイツSTUDY」というコンテンツを用意しました。
アームロボットシミュレーター
ゲーム感覚で楽しくプログラムを組んでアームロボットの操作を体感できる教材で、パソコンの画面に映るロボットを動かします。操作はアームを上げる、下げる、先端を開くなど、させたい動作の種類のボタンを選んでいくので簡単。ボタンを押すとゲームさながらの効果音が鳴るので、高校生たちは楽しみながら動かしていました。
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ロボメイツSTUDY
ロボット導入企業のご協力により作る、ロボットや作業工程を理解するためのe-ラーニング用教材です。実際の仕事現場で行われるロボットの作業やものづくりの流れを動画で分かりやすく学ぶことができます。
川西明峰高校の生徒たちも、このオンライン動画教材を通して学びました。授業後に行ったアンケート調査では、これまでものづくりの生産ラインを見たことがなかった生徒が半数以上で、ほとんどが「面白かった」と回答。「こうすれば動画がもっと面白く、見やすくなる」という高校生ならではのアイデアもたくさん寄せてくれました。
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