学校紹介

産業技術短期大学

学校データ

特徴

産業技術短期大学は、広く産業界の将来を担う技術者を育成するための短期大学です。人間形成、実学重視の工学教育、産業界で活躍するための技術者教育を行っています。

ロボットに関係する学科として、機械工学科、電気電子工学科、情報処理工学科があります。

・所在地
兵庫県尼崎市西昆陽1-27-1
・ホームページ
産業技術短期大学

ロボット活動への取り組み

授業内

・学科やコース
ロボティクスに関連する機械工学科、電気電子工学科、情報処理工学科があります。ロボティクスは機械工学、電気工学、情報工学を統合した学問で、機械、電気、情報のそれぞれの分野からアプローチができます。

・授業内でロボットを扱う取り組み
卒業研修でロボットの研究を行うグループがあり、レスキューロボット、情報収集用ロボット、教材用ロボット等の研究に取り組んでいます。また、AIの研究を行うグループもあります。

・同校で学べるロボット関連の学習内容
ロボティクス基礎、電子デバイス工学、プログラミング、データサイエンス

課外活動

学生プロジェクトの一つとして「ロボットプロジェクト」があります。
ロボットを作るための部品及び工具がそろった実験室で、放課後に各自がテーマに沿った研究に取り組み、その成果を学会等で発表しています。困ったときは専門の教員に気軽に相談できます。
また、先輩たちの作品を参考に、オリジナルでユニークなロボットを製作。レスキューロボットコンテストやヒト型レスキューロボットコンテストなど、毎年、コンテストに参加しています。

ロボメイツとの協力体制

  • ロボメイツの教材開発や製作、活動へのサポート
  • ロボット体験イベントや小学校、高校の授業への協力
  • ロボットSTEAMスクール「ロボキャン」の会場の提供
  • ロボットSTEAMスクール「ロボキャン」の監修、講師(二井見博文教授)

産業技術短期大学との協力体制は、2022年度に始まりました。
尼崎双星高等学校の情報技術部部員として活動を一緒に行った生徒が同大学へ進学し、二井見博文教授(当時機械工学科)に師事。この学生が縁を作ってくれて、二井見教授がロボメイツの趣旨に賛同し、教材開発を共同で行うなど活動へ協力してくださることになりました。
また、教授のみならず同大学としてもご協力いただけるとのことで、産学連携体制が8月にスタート。子ども向けロボット体験イベントを同大学で開催したり、開発してくださったアームロボットや「パクパクハンド」といったオリジナル教材を使って高校や小学校の授業を行ったり、さまざまな形でご支援をいただいています。

2023年度は、6月に開講したロボットSTEAMスクール「ロボキャン」で二井見教授(現電気電子工学科)が監修と講師を務めてくださっています。また、同大学の飛翔会館を会場としてお貸しいただけることになり、現在、毎週土曜日に小学4年生~6年生が通っています。
また、ロボメイツの教材開発も進み、本サイトの教材ページで紹介している「あまロボ」「ミニマル工場」といった、「机の上に最小限の工場を再現する教材」も開発してくださっており、協調制御など、より高度な学習ができる形へ進化しています。

そのほか、チームロボメイツが「レスキューロボットコンテスト2023」に挑戦した際は、同大の学生の一人がメンバーとして参加。二井見教授のアドバイスをいただきながら、同大学の施設をお借りして開発・製作などに取り組みました。

ご縁のきっかけとなった学生は、後輩とともにロボメイツを運営する株式会社エアグラウンドのアルバイトスタッフとして活躍中です。それぞれ高校や小学校での授業をはじめ、ロボット体験イベントやロボットSTEAMスクール「ロボキャン」などでもがんばってくれています。
(2023年11月現在)


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